香川県建設業協会 創立70周年記念誌
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希望あふれる100周年を目指して執行部座談会【筒井】建設業の未来に向けて、地域社会における今後の業界および協会の目指すべき方向性について、皆さまより一言お願いいたします。【朝倉】地方の建設会社は、地域に密着し、地元のニーズに応えられるような体制を作っていくことが重要です。地元に愛される建設会社を常に意識し、今後も続けていこうと考えています。【井元】建設業は昔の3K「キツイ、汚い、危険のイメージから変わってきていることを皆さんに知ってもらいたいですね。そうすれば建設業界に興味を持つ若者が増え、入職者が増えてくると思います。【三日月】建築は、建物を造る上でお客さまとの信頼関係で成り立っています。お客さまに満足していただくために、技術の研鑽と安全への配慮、納期遵守は部会内でも意識を高めています。今後も、お客さまにより信頼していただくために、これらの取り組みを続けていきたいと思います。【村上】地方の建設会社は、従業員のほとんどは県内出身者で、雇用確保に貢献しています。災害が発生すると対応しているのは私たちであり、地域に欠かせない存在であると自負しています。協会全体として仕事の絶対量を確保しながら、企業として努力、工夫をしていきたいと思います。【中村】ものづくり集団として、人の力が会社の力です。人を育て、つながっていくことで、地域を守っていく魅力ある会社を作っていきたいと考えています。建設業界が今後も発展していけるように、協会や地域の人と一緒に頑張っていきたいです。【富田】私たちは、住民が日常生活を送る上で欠かせない仕事をしています。香川県は今後、維持管理の仕事がメインになってくるでしょう。これは全国でも香川県が先駆けで、維持管理の香川県建設業協会 創立70周年記念誌218

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