香川県建設業協会 創立70周年記念誌
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岡田 起彦株式会社竹本組(平成26年6月入社) 工事部(31歳)小豆支部 父親が建設会社を経営していた関係で、小さい頃からダンプトラックや建設機械が好きで、よく乗せてもらいました。人の力ではできないことが、機械を使うと軽々とこなしているのを見て感動したのを今も覚えています。専門知識がないまま父の仕事を手伝うようになったので、最初は分からないことが多く、父とよくケンカをしました。仕事を覚えていくうちに「自分たちはすごいものを造っているんだ」と実感しました。 何もないところから、図面を見て一つずつ問題を解決して造っていく過程にこの仕事の魅力を感じています。苦労を重ねて完成した時はたまらなく気持ちいいです。完成後の現場に行き、自分が造ったのだと、家族や友人に自慢しています。あと、経験豊富な先輩のアドバイスや従業員の協力など、いろいろな人に支えられているおかげで仕事を続けてこられたと実感しています。 小豆島中央高校の建設工事に携わったことですね。高校生が通学する姿を想像すると、安全な高校生活が送れるようにしっかりとしたものを造らないといけないと思いました。子どもが高校生になった時、「お父さんが造ったんだ」と思ってくれるとうれしいですね。あと、自然が相手の仕事なので、台風などの災害は怖いですね。以前に台風で現場の道路がなくなっていたことがありましたが、作業中でなかったことが不幸中の幸いでした。この仕事を始めたきっかけは何ですか。Q仕事でうれしかった点や苦労した点など、エピソードを教えてください。Q続けてこられた秘訣、今の仕事の魅力・誇りを持てることは何ですか。Q密着【現場監督】社員の一日に香川県建設業協会 創立70周年記念誌206

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