香川県建設業協会 創立70周年記念誌
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馬場 健次西日本土木株式会社(平成2年8月入社) 工事部(47歳)舗装部会 前職は建設機械の営業で、西日本土木の担当でした。もともと営業向きではないと感じていて、建設現場で働いている人を見て、興味を持ちました。そんな時期に、当時の社長に誘われて入社しました。前職は父の紹介だったこともあり、転職に反対していましたが、社長が家に来て説得してくれました。アットホームな会社で、先輩も丁寧に教えてくれるので、すぐになじむことができましたが、舗装の仕事は初めてだったので、覚えるまでには時間がかかりました。 自分の仕事に誇りを持つことです。地図に残る舗装の仕事に誇りを持ち、工事が完成した時の達成感で、今まで続けることができました。工事が終わったあと、地元の人から「きれいになった」「ありがとう」の言葉をもらえることは、この仕事をしていて一番うれしいことです。 入社当初の仕事が何もわからない時期は、ただ立ち尽くしているだけでした。先輩から「見て覚えてくれ」と言われ、仕事のやり方をずっと見ていました。先輩は戦力にならなかった新人の私を温かく見守り、分からないことを聞くと丁寧に教えてくれたのでとても勉強になりました。仕事を任せられるようになってからは、見て覚えたことが役に立ちました。舗装の仕事は、何もない場所に新しい道路を造ります。苦労も多いですが、完成した時のうれしさはひとしおですね。この仕事を始めたきっかけは何ですか。Q仕事でうれしかった点や苦労した点など、エピソードを教えてください。Q続けてこられた秘訣、今の仕事の魅力・誇りを持てることは何ですか。Q社員の一日に密着【現場監督】香川県建設業協会 創立70周年記念誌194

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