1998(平成10)年から、県立の工業系学科のある高校の依頼を受け、学生を会員企業で受け入れて実習を行う「インターンシップ」を実施しています。建設業への若年入職者が減少する中、学生が現場作業を経験することで建設業の仕事内容を理解し、新たな技術者として入職してもらうことを目的として実施しています。
2016(平成28年)年から香川県土木監理課・技術企画課と協力し、今後の建設業を担う地元の工業系学科の高校生と建設業に対する理解や関心を持ってもらい入職促進につなげるために、なぜ技術者になったのか、また仕事の内容や魅力等について意見交換を行っています。
地域社会における建設業の重要性やモノづくりの素晴らしさを一般の方々に広くPRするために、2013(平成25)年から、毎年11月18日の「土木の日」にイメージアップ広告を掲載しています。
若年者の入職促進を図るため、(公財)建設業福祉共済団にご協力いただきまして、香川県のプロバスケットボールチームである香川ファイブアローズのホームゲームにおいて看板広告を掲示、また同様に、香川県のプロサッカーチームであるカマタマーレ讃岐のホームゲームにおいて横断幕広告を掲示し、スポーツを通じて建設業のイメージアップを図っています。
建設産業においては、労働者の高齢化や若年労働者の不足が進んでおり、このままでは、将来にわたる社会資本の整備や維持管理、品質確保、防災・減災対策などに支障が生じることが懸念されており、官民が共通認識のもと、一体となって、若年の人材の確保や育成、その定着に向け、より効率的な対策を講じていくことが必要となっています。香川県では、建設産業における将来の担い手確保・育成のため、「建設業担い手確保・育成ポータルサイト」を開設しております。
建設キャリアアップシステム(CCUS)とは、建設業に従事する技能者の育成や技能の研鑽と、技能者が適正な評価や処遇を享受できるよう環境改善を目的とした官民一体の取り組みです。
香川県では、香川県建設労働組合が認定登録機関として窓口運営をしております。