香川県建設業協会 創立70周年記念誌
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仕事で経営できるのかというのは、全国が注目しているところ。協会として仕事量やコストについては、県や自治体にもアピールしていきたいと思います。【矢田】小豆支部では、地元のオリーブ栽培や瀬戸内国際芸術祭への支援など、他業種との連携も不可欠です。地元が潤えば、建設会社も潤うという気持ちで、地元全体で盛り上げていきたいと思います。個人的には、近い将来、小豆島に橋が架からないかと期待しています。【森田】建設業の四国ブロック連合会での合言葉は、「四国の公共工事は全て地元の会社へ」です。香川県の公共工事の多くは地元の建設会社が受けるようになりました。公共工事の絶対量を増やすことは難しいですが、香川県から出ている公共工事の全てを地元で受けることは絶対量を増やす近道です。県内の建設会社の技術力はかなり上がっています。協会として、公共工事は全て地元の企業へということをこれからも訴えていきたいと思います。10年以上前の建設業界は、「キツイ、汚い、危険」の3Kのイメージが強かったですが、これからは新しい3K「給料が高い、環境が良い、希望が持てる」へ、若い人が入って来られるような業界を目指していきます。【筒井】貴重なご意見、ありがとうございました。まだまだご意見があるかと思いますが、この辺りで座談会を終わりたいと思います。今後、魅力ある建設業の実現に向けて、香川県の業界をリードしていただくことをお願いいたします。本日は、ありがとうございました。座談会The 70th anniversary commemorative book219

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