香川県建設業協会 創立70周年記念誌
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六車 成吾大字建設株式会社(平成20年8月入社) 工事部(41歳)長尾支部 子どものころからモノづくりが好きで、工作は得意でした。大学時代に建設業のアルバイトをした時に、大型機械を使って大きな建造物を造るのを目の当たりにして、建設業に興味を持ちました。 高校、大学では違う分野を専攻していたので、最初は道具の名前もわからず大変でしたが、測量などの専門知識も独学で勉強し、現場では「自分だったらこうする」と常に考えていました。 工事が無事に完成した時の達成感ですね。工事が困難であればあるほど、その達成感はより大きくなり、発注者や地元の人に喜ばれることでモチベーションが上がります。ため池の耐震補強工事が完成した時に、地元の人が「きれいにしてくれた」と感謝してくれたのがうれしかったですね。その後、他の地区の人が見て、「うちもしてもらおうか」と県に話があったと聞きました。 竜王山の林道(まんのう町)を造ったときは苦労しました。標高が高い場所なので、雪が降るまでに作業を完了させようと日程を詰めましたが、舗装前に雪が降り、3月まで作業ができませんでした。ただ、その工事が四国森林管理局長賞を受賞しました。審査結果では、これ以上は出せない点数をたたき出したと自負しています。この仕事を始めたきっかけは何ですか。Q仕事でうれしかった点や苦労した点など、エピソードを教えてください。Q続けてこられた秘訣、今の仕事の魅力・誇りを持てることは何ですか。Q密着【現場代理人】社員の一日に香川県建設業協会 創立70周年記念誌204

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