香川県建設業協会 創立70周年記念誌
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香川県建設業協会 最近20年のあゆみ 少子高齢化が進み、労働力人口の減少が懸念される中、安倍政権は、成長戦略で「女性の活躍推進」を柱の一つに掲げている。女性の活躍は日本でも年々広がっているが、諸外国に比べ女性の就業率はまだ低く、女性リーダーの数も少ないのが現状である。政府は、女性の活躍をもっと促すことで日本の現状を変え、持続的な経済成長につながると考えている。 国土交通省は、2014(平成26)年8月に「もっと女性が活躍できる建設業行動計画」を策定し、業界による取り組みを本格的にスタートさせた。こ女性が活躍できる建設業の機運を一過性のものではなく、中長期的に持続させていくためには、地域ぐるみで女性の活躍をサポートしていくことが重要である。1. 建設業に入職する女性を増やす  地元の工業高校や大学と地域企業が協働 し、学生と企業のマッチングや工学部などの女 性の他産業への流出を防ぐために、建設業の 魅力ややりがいを感じ、働きやすい現場、家庭 との両立を実現、技術や技能を伸ばせる環境 を整備する。2014年(平成26年)~《建設現場でイキイキと働く会員企業の女性社員たち》香川県建設業協会 創立70周年記念誌166

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