香川県建設業協会 創立70周年記念誌
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協会70年のあゆみ 発注工事の予定価格、調査基準価格の適切な設定により、適正価格での契約ができつつある。また、工事の受注機会が平準化され、安定した受注ができる体制が整ってきた。 後継者問題については、労務単価などの引き上げや、若年者に対する評価を上げることで人材確保・育成を図っているが、大手企業が工業高校生の採用を開始していることもあり、地方建設業の若年者人材確保については難しい状況が続いている。 法改正に伴い、労務単価のアップ、発注の平準化が順調に進み、次代の建設業を担う若者が増えることで、業界全体の発展につながるものと期待される。地元企業への影響注1)金額は加重平均値、伸率は単純平均値にて表示。加重平均値は、平成25年度の標本数をもとにラスパイレス式で算出した。注2)平成18年度以前は、交通誘導警備員がA・Bに分かれていないため、交通誘導警備員A・Bを足した人数で加重平均した。 全職種平均(H29.3)全  国(18,078円)平成28年2月比;+3.4%(平成24年度比;+39.3%)被災三県(19,814円)平成28年2月比;+3.3%(平成24年度比;+55.3%)熊 本 県(16,667円)平成28年2月比;+4.7%(平成24年度比;+39.7%)15,175 16,190 16,678 17,704 18,078 10,00012,00014,00016,00018,00020,00022,000 19,116 18,584 16,263 15,871 15,394 14,754 14,166 13,870 13,723 13,577 13,351 13,344 13,154 13,047 13,072 19,116 19,116 19,116 18,584 18,584 18,584 16,263 16,263 16,263 15,871 15,871 15,871 15,394 15,394 15,394 14,754 14,754 14,754 14,166 14,166 14,166 13,870 13,870 13,870 13,723 13,723 13,723 13,577 13,577 13,577 13,351 13,351 13,351 13,344 13,344 13,344 13,154 13,154 13,154 13,047 13,047 13,047 13,072 13,072 13,072 (円/1日8時間当たり)・法定福利費相当額の加算・入札不調状況に応じた補正等を実施単価算出手法の大幅変更(円)(年)公共工事設計労務単価 全国全職種平均値の推移The 70th anniversary commemorative book151

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