香川県建設業協会 創立70周年記念誌
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 施工中も中学校側が授業を行っているため、騒音や振動に十分な配慮を必要とする作業であったこと。また、仮設計画においても学校側の動線の確保や、万全な安全対策を実施する必要があったこと。 地震時の液状化対策として、静的締固め砂杭工法にて地盤改良を行った。2m程度のピッチで砂杭を造成し、地盤の締固めをしているので、効果が期待できると思う。 カーテンウォールを使用した近代的な外観とともに、屋内に県産材を使用した腰壁など、各所に木材を使用しており、温かみのある仕上げとなっている。 また、屋内運動場と校舎を渡り廊下で行き来が出来ることで、雨の日などのスムーズな移動に配慮された建物になっている。〈現場で苦労した点〉〈見てほしいポイント〉〈現場で使用した特筆すべき技術など〉代表建設工事The 70th anniversary commemorative book105

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