香川県建設業協会 創立70周年記念誌
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 この度、香川県建設業協会様が創立70周年を迎えられましたこと、心からお祝い申し上げます。 貴協会が設立されて以来、これまでの70年間は、我が国が大戦による壊滅的な状態から立ち直り、戦後復興や目覚ましい高度成長などを遂げた時代でありました。この間、時代時代に応じ、建設業を通じて我が国を支え続けてこられた貴協会のご尽力に、深く敬意を表する次第であります。 弊社の前身であります日本道路公団は、昭和31年に設立した組織ですが、当時は我が国全体の自動車保有台数がわずか約100万台という時代であり、道路も砂利道ばかりで、およそ快適に自動車が通行できる道路環境ではなかった、と記録に残っております。 その後、高度成長に伴う急激なモータリゼーションに対応するため、幹線道路の整備が推進され、高速道路も次々と建設されてまいりました。現在では、自動車保有台数は約8,800万台、全国を走る高速道路の総延長は約1万kmとなっており、今や高速道路は、物流や観光、救急医療や災害支援などの多方面にわたって、国民の暮らしを支える存在となっております。 これまで高速道路整備が極めて円滑に進めてこられましたのも、ひとえに貴協会や貴協会傘下の会員の皆様、また、地元の方々のご支援・ご協力があってのものであります。あらためて、ここに深くお礼申し上げます。 四国におきましては、現在、弊社が管理する高速道路として約478kmの道路を供用し、皆様にご利用いただいておりますが、弊社は「安全・安心な高速道路」を提供し続けることを最大の使命として日々取り組みを進めており、また、高松道の4車線化事業(鳴門インターチェンジ~三木町・高松市境)など、命の道8の字ネットワークを充実させる事業にも取り組んでおります。引き続き、貴協会のご支援・ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 終わりに、貴協会の創立70周年に際しまして、重ねてお慶び申し上げ、併せて貴協会会員の皆様方のご健勝・ご多幸と、香川県をはじめとする四国のますますのご発展を心からお祈り申し上げまして、祝辞といたします。香川県建設業協会創立70周年 御祝辞西日本高速道路株式会社 四国支社支社長 中根 正治香川県建設業協会 創立70周年記念誌8

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